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お正月あたりから
和葉のおやすみbookはぐりとぐら。
毎夜毎夜のぐりとぐら。(読むのはオットー担当)

わたしが小さかったころ愛読していたこの絵本
今ではすっかりシミだらけ。

破れたページも和葉ねぇねちゃっちゃと補修。
ぐりぐら ぐりぐら…


「そろそろ 焼いてやってはどうかいね…かすてら」
と オットーからの無言の圧力を感じ(苦笑)

大地ねんねの隙に和葉といっしょに ぐりぐら ぐりぐら。

絵本のレシピになぞって たまごたっぷりのかすてらさんを焼きました。


しかし
フライパンを弱火にかけて
途中 濡れ布巾にあてて 冷ましつつ 30分は長かった…

案の定 大地君のお呼び(ギャーンと)がかかり
火のもとを離れたすきに
ご覧の通り お焦げのかすてらさんになりました…。



それでもおふたりさん(食いしん坊オットーと)はおおよろこびでもぐもぐもぐもぐ。




こどもって時々きびしいけれど(こころはほんとうのことでできてるから)
やっぱり やっぱり寛容だ。

…こうして 不完全なことも理不尽なこともうまくいかないことも
  ゴクンと飲み込むトレーニングをしてるのかもしれないけれど…




ナイフで切り分け サーブしてから思い出した。
絵本の中では
おっきなかせてらさん 手でちぎって 森の仲間と食べたんだっけ。


こんどは きいろいい ふっくらかすてら作ろうね。。。


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お正月(旧歴) 
節分
立春

歴のとおり あたたかな日。

窓を開け放って 窓辺に大地をころがして
しばし 繕いものタイム…

以前暮らした町の古びた商店街のミシン屋さんで
壊れたミシンを修理してもらったときに
店主のおばぁさんからおまけにとたくさんもらったミシン糸。


きょうは和葉の色あそびに。


道端にも風の音にも
こんな色があふれる日 すぐそこに。。。






わが家にも鬼がやってきました。

まかれた豆をキャッチしておいしそうに食べておりました。

まく方も まいてんだか食べてんだか…。汗



小さいころいっしょに暮した祖母は 節分になると
大豆を家族分 数え年の数だけより分けて
そのうちのひとつをにぎりしめて
頭からからだから ひとしきりさすりながら
なむなむと 拝んでくれたのでした。

…節分はそういうものだと思ってたけど
  オットーいわく そういうわけでもないらしい…

おばあちゃんオリジナル?
それとも熊野の風習かしら…


それでもやっぱり 繋いでおこう。

なむなむなむなむ

健康を祈って 平和を願って。




笑門来福。。。

みなさんに福がおとずれますように。



去年の今頃 参加した
新潟のエフスタイルさんの「ふくろといぶくろ」展。
そのときいっしょに参加された やきがしやのpituさん。

あんまりしみじみ美味しくて 
うれしかったものだから

大地の内祝いにと お願いをして
いっしょにわが家の分もご褒美に
(←洗濯とぉちゃん おっぱいかぁちゃん 元気印の和葉に…)笑
送ってもらったのでした。



ここにも わたしをとりこにする地味滋味おやつ。

雪の新潟からまっすぐ 届きました。


大地が生まれて一ヶ月と半分。
もっと 時が過ぎて このころのぷくぷく大地を思い返すと
きっと やすこちゃんのおやつを思い出して恋しくなるんだろうなぁと 思う。

和葉の満面の笑みも 
お皿の上の 最後の一粒の争奪戦も…。
…最後は和葉による平和の分配がなされたことも・・・笑


このおやつの味が 今日のこの日の 思いの栞。




やきがしや pitu
http://www.ab.auone-net.jp/~pitu/menu.html
新潟市中央区西堀通6番町884
OPEN 水/木/金曜日+第1・第3土曜日
12:00-15:00(なくなり次第終了)
tel/fax 025-223-1888


 

ba1c5b7e.jpeg



























今日 本当にひさしぶりにでた夕方散歩。

ニット帽を深めにかぶって
襟をたてて
ぎゅっと肩をもち上げて

海に引っ張られながら 和葉とてくてく。


川原沿いは 風の道。

びゅーびゅー風になぶられながら
それでも和葉は駆け足スキップ(風)。

つられてわたしもスキップスキップ。

寒さでちぢこまった まあるい背中も
大地 抱っこして のぞき込みすぎの
前のめりな姿勢も

風とスキップに ほだされて
伸びて ひろがって やわらかくなる。



どこからか 水仙の  かほり。
風の道は かほりの道。

産後のおうち生活
からだもこころもうちなる方へ向かう感覚。

かほりの道に誘われて
今日から すこし ひらきはじめる。



いつまでも眺めていたい小さなあんよ。
足の裏と呼ぶにはしのびないほどのやわらかさ…
ぎゅっと地面を踏みしめて
足の裏に成る日は いつかしら…。





寒い寒い。
寒いはずだ 今日は大寒。



枇杷のこと すこし。

わたし 雨土の枇杷エキス
昔からの習わしにそって この寒い時期の葉をいただく。


夏には たわわに実をつけて
秋には 大地の力をよせて
今 春の芽吹きにそなえる

いのちのとちゅうをそっといただく。


春や夏に鮮やかな花を咲かせる木々や草花たちも
きっと 今が 目覚めの時。


今年もかわらず太陽と大地のめぐみに感謝して。。。




写真は枇杷の種を玄米焼酎に漬けたもの。

(実を食べたあと 種をその都度洗って冷凍し
 実の季節が終わったら まとめて解凍、薄皮剥き
 それを35度の焼酎へ。)

葉よりも種の方がアミグダリンを多く含み
効能が強いといわれているんだな。。。



あと、お問い合わせをいただいていた
雨土の枇杷エキスをお求めいただけるお店のご紹介をば。

愛知  cafe 爾今    
京都  books,gifts and gallery  恵文社 
岐阜  Chambre de Marie
静岡  自然食のすいーとまむ 

わたしがとってもお世話になっているand大好きなお店です。
お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りくださいませ~。



この間 目にした ちょっと衝撃的だった風景。



流しに向かって 手洗い洗濯をしてくれていた ばぁば。

白い桶には たっぷりの水。

白くて小さな 肌着やらが ゆつらゆつら たゆたゆ と。


本当にゆっくりゆっくり たゆたゆ と
桶の中を いったりきたり。

ときどき その手に包まれながら いったりきたり。 




かたくななモノたちは
こうして ときほぐされていく。
 




ばぁばが山の家に帰宅して
少々 荒々しくなりがちな 4人と一匹のお家時間。

隙間の時間を使って
ジャジャっと 勢いに任せて 済ませていた
手洗い洗濯 つまみ洗い…。


つとめて いつの時も
この たゆたゆ とした流れのそばに・・・。

なにげない 日日の手仕事が教えてくれたこと。


ふぅ。
散らかった部屋には目をつぶっていただいて…

気持ちはいつも たゆたゆ と。

たゆたゆ と。






  

干し葡萄のクラッカーに林檎のマフィン。
チョコのはいったザクザククッキー&干し林檎。



お友だちのkotonのくまちゃんが 大地に会いに来てくれました。
お土産には 手作りの焼き菓子あれこれ。。。

粉がね しみじみ美味しい やさしいお味。
ギュッと詰まった 素朴なおいしさ くまちゃんの味。

おおよろこびの母子三代。笑  (ばぁばにわたしと和葉)



バターリッチなパウンドケーキも
卵ふかふかのカステラも 大好き。

でも nonバターnonミルクnonエッグの
焼き菓子たちも うふふのおいしさ。

今日も じんわりひろがりました。
ありがとう。


わたしも こんな地味滋味お菓子が作りたい。

ばぁばも おんなじことをつぶやいて
山の家に帰っていきました。




こころもからだも  ゆらゆらゆれる。

食したものに ゆだねられて。

気持ちいゆらゆら感じながら
楽しくうれしく食すこと。


よろこぶ よろこぶ こころとからだ。
よろこぶ よろこぶ あなたとわたし。


570a44a6.jpeg


























この日 
たまたま 本当に偶然
おんなじ靴下を履いていた くまちゃんとわたし。。。(右くまちゃん左わたし)

うれし恥ずかし 5年もののあったか靴下…でした。




記憶があたたかなうちに 記しておこうと思いながら
パタパタと時間が過ぎてしまう。

でも 
残しておきたい お産のこと。



さて と…
お産の進み具合を ちょこちょこ記録したメモを見返しても
ぜーんぜん 陣痛の痛みとか辛さは よみがえってこない・・・。
女のヒトは 上手に忘れるようにできている。

連綿と連なるようにできている。

そんな 大きな川の流れのような時間に身をよせれたことを
今は ほっと うれしく思う。




大地がお腹にいた最後の夜。

めずらしく飲みに出かけて遅くに帰宅したオットーが
わたしをソファに座らせて足をマッサージしてくれた。
とても満たされて あったかく眠りについた。

次の朝
お腹に張りがやってきた。
今日がその日だな と飲み込んで
前の晩 オットーを待ちながら作った
大根の炊いたんと
蓮根のきんぴらと
蕪の酢のものを
ジャジャっとお弁当箱につめて
せっせとおむすびを結んだ。

和葉の時も同じようにはやる気持ちをなだめるように
せっせとおむすび結んだ3年前を思い出しながら。


和葉はやっぱり何かを感じるようで
リュックサックにはお気に入りのおもちゃやクレヨンなんかを
せっせとつめて 彼女なりに身支度してくれた。

助産所に着いてからのこと。
それはそれは あっというまで

さざ波をのがしながら 和葉にも腰をさすってもらいながら。

大きく息ついて 波待ち開始。
二つ目の大波に乗って 大地はやってきた。


みんなで待ってたよ
ようこそ赤ちゃん。


10ヵ月とすこし

おいしいものを気持ちよく食べて
澄んだ川や海で泳いで
やさしい音に耳傾けて
美しい景色に浸って
時々けんかや愚痴も聞きながら
メソメソしたりもしながら

いっしょにすごした とうとい日。


デリケートでいろんなことにとっても敏感なこの時期を
健やかに過ごせたのは みんなのおかげ。多謝。

お腹の中に ここにいてくれるだけで
エレガントな気持ちを運んでくれた赤ちゃん大地にもありがとう。




とくにたくさん運動をしたわけでもなく
結局 体重計も壊れたままの 不良妊婦だったけど

わたしは とてもラッキーだったと思う。

わたしの意識とは離れたところで何かの力を借りて
お産された。
そんなかんじ。

いや もしかしたら わたしの方が
子宮を 誰か 何かに貸していただけかもしれない。


それに
つわりの時期のわたしの臭覚は本当に有能だったと思う。
今は到底嗅ぎわけることのできない細かな違いをキャッチしていた。
普段はもともと もてるキャパシティのほんの一部しか
機能していないのだと思う。…脳みそだってそうだっていうし。

ヒトの体ってすごい。
包まれてる 大きなエネルギー
それを感じるきっかけをくれた「誕生」にありがとう。




傍らでねんねの大地の鼻の穴をのぞきながら

乾燥してぺリぺリめくれはじめたおでこのお肌を
かりかりめくってしまいたい衝動に駆られながら

ここにきてくれてありがとう と思う。

かぁちゃんのトンネルは快適だったかな…。


もう
はなればなれ
ひとりと ひとり。
よろしく 大地。

さぁ お産の記録はここまで。


遠州のからっ風にさらされてカリっと乾いたおしめの山を
せっせとたたむとしよう。

その前にもういっかい
大地の匂い クンクンしてから・・・笑






おんぎゃ~

大地が泣くと 和葉は絵本をもって彼のもとへ。

だから大地のそばには 和葉セレクトの赤ちゃん絵本が。
(それが ちゃんと赤ちゃん向けの絵本が運ばれてくるからおもしろい!)

ここのところ このうさぎ絵本。。。




そうだねぇ。
今年は兎年だもんね。
偶然にしてもナイスセレクト☆

かぁちゃんは
いただいた年賀状にあしらわれたうさぎさんで ああそうだと気づいた始末。



今年もはじまりから 娘に一本取られるかぁちゃんでした。。。


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プロフィール
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雨土みほ
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性別:
女性
自己紹介:
雨土 amatsuchi      川村美保

枇杷エキスをつくる人。
09年静岡県浜松市に移り住む。
ばぁばやそのまたばぁばたちが日日つないできた手仕事を知りたいと思っている。
もちろんおいしいモノには目がない。
特技は素潜り。

オットー川村佳吾 蒼蒼舎という名前でお庭のお仕事をしています。  
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