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三重の山の実家に帰省するたび 恋をする。
それは 川を隔てたおとなりのおばあさんのつくる
ほっぺたぽろりん 「ないしょ餅」。
ふっくら甘さ控えめの粒あんを
つぶつぶののこる蓬餅で包んで
黄粉をまぶした ないしょ餅。
むかしから ご近所や家の主人にこっそりひっそり
おかっての片隅で すり鉢とすりこぎで
つかれてきた 主婦のおやつ 郷土のおやつ ないしょ餅。
あは。わたしのためのおやつのよう・・・。
はじめて このないしょ餅をいただいたときは
おいしくって うれしくって
自宅に帰るなり お味噌作りのときしか日の目を見ない
おっきなおっきなすり鉢をひっぱりだし
いそいそと お餅をついたものでした。
…もちろん うれしすぎて ないしょでなんていられなかったのですが。
おっぱい育児中でお餅自粛中のわたしも
お乳と相談しながら おばあさんのないしょ餅
ひとつ いただきました。
伝えられ
くり返し くりかえし ていねいに こしらえられてきた
宮川の山の集落のほがらかさがつまった ないしょ餅。
和葉は 今回の帰省で やわらか蓬スポットにじぃじに
連れていってもらったのだそう。
裏山のしいたけ 春子もたくさん収穫してくれました。
浜松にもどると
ほったらかしの小さな畑の水菜が今年もきいろい花をさかせて
迎えてくれました。
東北にも 春風がとどきますように。
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プロフィール
HN:
雨土みほ
HP:
性別:
女性
自己紹介:
雨土 amatsuchi 川村美保
枇杷エキスをつくる人。
09年静岡県浜松市に移り住む。
ばぁばやそのまたばぁばたちが日日つないできた手仕事を知りたいと思っている。
もちろんおいしいモノには目がない。
特技は素潜り。
オットー川村佳吾 蒼蒼舎という名前でお庭のお仕事をしています。
枇杷エキスをつくる人。
09年静岡県浜松市に移り住む。
ばぁばやそのまたばぁばたちが日日つないできた手仕事を知りたいと思っている。
もちろんおいしいモノには目がない。
特技は素潜り。
オットー川村佳吾 蒼蒼舎という名前でお庭のお仕事をしています。