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もうじき
語学留学に旅立つKちゃんと usagiさんと

爾今さんのマシュマロココアをいただきながら
(おおかたちびっこ娘がね 飲んじゃうんですが…)
まったり雨のティータイムを楽しみました。



出発まえの高揚感。
なんだか懐かしい。

放浪癖のあるわたしには
希望の結晶のような彼女のキラキラの笑顔が
とってもまぶしかったのでした。


ほんの少し自分の立ち位置を変えることで
開かれる外への感覚。
深まる内との対話。



オットーがずいぶん前に
旅の途中の感覚で日日過ごせたらと言ったことがあった。

今 ほんとうにその通りだと思う。


…旅先ではいつもだれよりも早起きで
 うろうろ散歩しては 
 苔むした塀の路地裏なんかを見つけると
 早起きの神様に感謝したものだ。 

今はストーブが点くのをベッドの中で待つばかり…。ああ反省。


でも でも 「日日が旅の途中」をこころに据えて
明日をはじめよう。と思う。


いってきますと手を振るのもすきだけど
おかえりというのもいいもんだと思えるようになりました。
(見てますか?お母さん。…笑)


Kちゃんの門出に万歳!
平凡な日日にも万歳!

たくさんの小さな出発にいってらっしゃい。


*写真は以前おじゃましたお花のarukiさんの
 ドライになった美しいカタチ。
 花のころを過ぎても やっぱりそのままで美しい。
 いつだってこんなにも愛らしいのだ。
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数年前、務めていた職場は自宅から西へ車を走らせること数十分。
朝日に背をむけて。いそいそと通った。

冬になると地面が凍結する峠が大渋滞。
超ノロノロ運転で半クラッチ(マニュアル車なので)を保つわたしのふくらはぎは
ぷるぷるして変な汗をかきながら通勤したものだった…

帰りは夕日に背を向けて
というか夕日の思い出はあんまりなくて
月夜のほうが印象的だったけれど


その頃は 職場が東にあればいいのにと思っていた。
朝は朝日に向かって
帰りは夕日を眺めて。
そうしたらもう少し楽しそうだとなんとなく思っていた。

今思うと
振り返るだけでそこに朝日も夕日もいたのだけれど。


今日は朝から雨の一日。
太陽は見えないけれど
あかるい午後。
雨はしとしと。

ちびっこ娘はリアルままごと。
木の実の入ったカップ
自分にはマシュマロココア
珈琲の苦手な私にはハーブティーだそうな。
(ふたつともカフェ爾今さんでのわたしたちの定番メニュー)。
なかなか気がきくようになったものだ…笑



雨だからかな。
ずいぶん前のことを思い出した。



今日は枇杷のこと。


数年前に暮らした岐阜の古家のお庭の枇杷の木で漬けはじめた枇杷エキス、
浜松に居を移してもうすぐ1年。
新しく植えた枇杷の木はまだ3,40cmほど…
はて 今年はどうしようかと考えていたら…
新城のカフェ爾今さんにご縁をいただいて
お庭の枇杷の木をどうぞと 申し出てくださる方にお会いすることができました。

枇杷の葉は冬の寒さが最も厳しくなる頃 
大寒のころが一番エネルギーが高いといわれています。

なるほど 確かに。
枇杷の一年を想像してみると
初夏の結実のあと秋から冬へ 徐々にエネルギーを蓄えはじめ
これから新たな実を育てるために 葉をひろげ養分を培う
それが今、大寒のころ。


今日は 豊橋のお年寄りの小規模デイサービス「花日和」さんにおじゃまして
枇杷葉の剪定収穫をさせていただきました。

満面の笑みで迎えてくださった花日和さん。
昔ながらの日本家屋で縁側で腰かけるお年寄り
中からは懐かしい唱歌の演奏も聞こえてきました。

お庭の枇杷の樹から一枚一枚大きく育った葉をいただきました。
(エキスを抽出するにはなるべく大きく古い ごわごわとした
 葉っぱが適しているそうです)

枇杷の木の下には こぼれ種から生えた小さな芽もありました。
こうして 繋がれていくいのち
その途中 わたしは枇杷のエネルギーを少しもらって
それが 近しいひとの健康や心地よいことへ繋がっていけば
うれしいなと思うのです。


ああ つくることをあきらめなくってよかった。
花日和さんのキラキラの笑顔にお会いできてほんとうによかった。
めぐり合わせに感謝です。

今夜からしばらくガサゴソ枇杷仕事。

写真は今年 ゴミ捨て場から救出したストーブ。
芯を新しくして 中の汚れを落としたら(オットーが、です)
不具合もなく 小さなわが家を温めてくれています。

ストーブの上の薬缶がかたこと
お番茶の香ばしい香りに深呼吸。



深夜の魔女時間のまえに一呼吸。


今日は素敵なところにおじゃましました。
浜松のお花屋さんarukiさんです。


「花の中のサーカス」
お花のarukiさん 古道具の9sokuさん 本とカフェのcafe the eelのmotoさん
のコラボレートでなんとも心地よい空間がそこにありました。

3人のアーティストを囲む繋がるお客さんの温かさで
寒さに凝りかたまったからだの芯がときほぐされたようでした。


お花たちが愛でられてそこにいるからでしょうか
透き通った光に満ちた午後でした。


それが
一輪の花だったり
一杯のコーヒーだったり
一冊の本だったり
一編の詩だったり
一客の椅子だったり

気持ちの宿ったものを手にすると
とても心地よいのでした。

そうしたものを送り出せることは
ほんとうに素晴らしいなぁと思ったのでした。


夕焼け空の帰り道
まるでおぼんの様なお月さまを追いかけながら
家路についたのでした。



どうぞお出かけください。。。

花の中のサーカス   
             1月16日~31日(火曜、1/23 お休み)
          arukiさん  浜松市東区将藍町16-13
          お問い合わせ 090‐1781‐5962  9soku イイダさん

じょろ、という字はね、
如 雨 露 と書くんだよ、




今日いつもの図書館で手にした詩集に
こんな一節があった。


ああなるほど。

雨降る如く、
露おく如く…


じょろは如雨露。


このことばに
図書館の子どもの図書コーナーで
ちいさなファンファーレが鳴ったのでした。(わたしの頭の中でです…)


水やり好きのちびっこ娘にも教えてあげよう じょろ のこと。

雨のように 露のように

やわらかく
やわらかく




小林純一さんの「じょろ」より

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もう 1月も9日目だというのに なかなかお正月モードが抜けないわたし…。
のろのろうろうろ 段取りつかず 家事が滞りがちな蒼蒼家…汗

山の家では…
朝起きて 冷え冷えとした廊下を抜けると
お味噌汁が湯気を上げていました。
もちろんストーブに火が入れられお部屋はぬくぬく
ときどき お散歩にでては お空のハンター旋回する鳶を眺め
お部屋に戻っては あったかおこたで丸くなる
夜はふかふかの真っ白いお布団。
ほんとうに 猫のような実家暮らしでした。



もくもくと家族の日日を支える母。
わたしがこんなに穏やかなただいまの場所になれるには
まだまだ修行が必要のようです・・・。はい反省。

 


また3月山の家に帰るのを楽しみに。
その頃には春の足音が聴こえるかしら。。。



夏の間 山の家の裏庭ですくすくと育まれたヘチマさん。

中秋の名月を迎え
茎に刃物をあてて 根から吸い上げたヘチマ水を採りました。

ヘチマ水に含まれるサポニンは皮膚細胞を活性化し、
ペクチンはお肌に栄養と潤いを与えてくれるそうです。

ぽとりぽとりの魔女時間を経てできたヘチマ化粧水。

夏の実りは 木枯らしの季節もわたしたちに潤いを与えてくれています。
…お正月のご馳走にゆるゆる生活で今は若干荒れ気味のお肌ですが…汗


ad2763af.jpeg

























大きく育ったヘチマの実はそのまま枯らし、
秋から冬にかけて裏山の谷の清流に晒され 
美しい繊維だけを残してカタチをかえました。

白く編まれたその繊維は うっとりするほど美しくて
自然のなせるカタチの繊細さにこころ奪われるのでした。

岐阜で暮らしていたころはバケツや瓶に水を張って
ヘチマを腐らせていたけれど、その時はね 匂いがキツくて…
水場の近くで暮らすとが ここでもスムーズな循環を呼んでいて
山の暮らしの始末の良さに感心するのでした。



カラカラに乾いたヘチマからカサコソ種を取り出すちびっこ娘。
来年もうれしい実りを結んでくれるますように
ひとつひとつ瓶に入れるのでした。
来年もよろしくのこころを込めて。


鏡餅に飾るウラジロを採りに裏山を歩きました。

落ち葉とシダの間に鮮やかなキイチゴを見つけました。

それはそれは鮮やかで美しい赤い実で
冬の山に紅一点。

宝物を見つけたようで大喜び。

山のなかのところどころで見つけた小動物のマーキング。(糞)
きっとこの子たちの冬のごちそうだろうと思っていたら

一口食べて なあるほど
まだまだ熟したらずスッパイ実。

なるほど こんなにきれいに残っているはず・・・
食べごろは もう少し先のようです。。。

d1f4f162.jpeg





























帰省先の山の家からもどりました。

キーンと冷えたわが家について一呼吸。

さて ようやく始動。蒼蒼一家。



09年 引越しの年。
新しい場所でとぽとぽと歩きはじめた蒼蒼家。

いつの間にやら 
おいしい匂いにさそわれて
うれしい笑いにさそわれて
すてきなめぐり合わせをいただいて
こんなにも あたたかな気持ちで新しい年を迎えました。

2010年 

今年もどうぞよろしくおねがいします。




わたしは
毎日毎食 家族のごはんを作ること
「ていねいに」とか「こころをこめて」とか
いろいろ付け加えたい目標はあるけれど
わたしは毎日元気にごはんを作る。
根っこを大事に。

8143cf5f.jpeg



























きのうから三重県の実家 山の家に帰省しています。

おこたの上にはみかんの籠ときんこ(干し芋)。

じんわりストーブの灯り。

家族みんな元気であたたかなお正月です。











5日まで山の家で過ごすためオットーとともに携帯電話は不通となっています。




 

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プロフィール
HN:
雨土みほ
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性別:
女性
自己紹介:
雨土 amatsuchi      川村美保

枇杷エキスをつくる人。
09年静岡県浜松市に移り住む。
ばぁばやそのまたばぁばたちが日日つないできた手仕事を知りたいと思っている。
もちろんおいしいモノには目がない。
特技は素潜り。

オットー川村佳吾 蒼蒼舎という名前でお庭のお仕事をしています。  
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